BLOG

今朝、新聞の広告に

「価値のある家」

と、出ていた。


広告主は某大手のハウスメーカーだ。

家という個体に価値…。

たしかに立派に頑丈に、いいものは作っていらっしゃるようだ。

でも、今までもしっかり作って来ていたので、そんなに変化はないように見える。


建築会社はどこも売上が落ちてきている。

これからも市場は縮小化する一方だ。

そんな中、売上を上げる方法がある。それは、客単価を上げることだ。


価値?だから高くてもOK?

200年住宅?だから値段も高い?

本当の価値はどこにあるのだろう?

「○○さん、ようやく決める決意ができたんですね!かれこれ物件探しを始めて1年半ですね、長かったですね〜!」

私と○○さんが出会ったのは2週間前。

さすがに1年以上も同じことを繰り返して探していると聞いたので、当然のように資金計画は済んでいるものと思っていた。


お金の話しを毛嫌いするお客様もいるので、それを感じたときには私からも無理して資金計画の話をしない。


「じゃあ、申し込みなのでお金の計画を確認させてください。」

…。

「無理じゃん。」


私はそっとフェイドアウト。


1年という時間を何していたんだろう?その時間と家賃はどんな価値があったの?

あなたの頑張りを意味のあるものにするか、無意味なものにするか。


最近、「もう、7、8年探している。」というお客様にも会いました。

8年。

すごいですね。私の子供はまだ5歳ですよ。

6月4日深夜3時30分

「ギャーっ!」

子供の泣き声に目を覚まさせられた。

普段は寝起きが悪く、子供がちょっと泣いたくらいでは気づかない私なのに
「ギャーっ!」
の一声でヤバいと感じた。


子供の隣に寝ていた妻はすでに「よしよし。」と言いながら子供をあやしている。


私はとにかく直感的に感じたヤバさから飛び起き、子供を急いで抱きかかえて電気を灯けた。


あれ!?
「目が変な方向いてる。」
妻と様子を見る。

「こっち向いてごらん。」

すごい勢いで泣いていたのに、反応がない。

「!?痙攣してる!」

もう泣き声も聞こえない。


「ヤバい!呼吸をしていない!人口呼吸!」


私は生まれて初めての人口呼吸の実践だった。

妻も、生まれて初めて救急車に便乗した。


大したことはないとわかっていながらも、最悪のことから次に悪いことと、ネガティブなことばかりを考えてしまった。

失ってしまうのではないかと思うと、後悔が頭を過る。

言うことを聞きなさいと叱ったり、ただをこねるなと怒ったりしてきた。

7千円の仮面ライダーのベルト?

買ってやればよかったな。

3百円のトミカ?

もっと買ってやればよかったな。

とはいえ、家計もあるし。


「無償の愛を、もっと注いでやるんだったなぁ。」

今までも愛情は注いできた。

それなのに、失うと思うと、もっともっと、後悔するものだ。


でも、大きな無償の愛を提供できていたと思い、少しこころが和らいだ。

「お気に入りの家で、のびのびと楽しそうに過ごせたな。」


大事には至らず、子供は元気に戻った。

いろんな経験が、人間の厚みを増してくれる。

そして、いろいろなことに気付かせてくれる。

私は家を買ったつもりはこれっぽっちもない。
支払いが今までのアパート家賃と変わらないから、それを愛情の形に変換しただけだ。



家族を守る使命感を持った旦那さん、愛情表現が不器用な旦那さんは、きっと同じことを考えているんだろうな。


カテゴリー

<<  2009 年 06 月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

  • メールで問合せ見学・相談予約
  • ZERO CUBE FUN
  • ムービー

    ZERO-CUBE紹介ムービー

  • 近藤崇の家づくり
  • Instagram
ページトップへ